ガーデンにて〜新緑

桜が終わり青々とした緑があちらこちらで芽吹き始めた。

平野駅階段脇にある「ガーデン」のフェンスにはヘクソカズラがある。

寒い冬にすっかり葉を落とし蔓のみになったのだが、

暖かい陽射しの中やわらかい芽が次々と現れた。

今年も沢山の葉を茂らせ、その名のとおりの個性的な香りの小さな花をたくさん咲かせてほしい。

平野駅階段脇「ガーデン」にて。

レールの交叉する

泥堂踏切にて

Gamo_RC

蒲生踏切にて

沿線の木製柵

平野駅界隈に息を潜めるかの如く残された線路沿いの木製柵。

朽ち果てるまでこの場にとどまるのだろうか。

今年も青々と周囲の植物が芽吹き始める。

その毎年繰り返される命の営みをこれまで、そしてこれからも纏い続けるのだろうかと

ふと思った。

雪のように

花びらが道路いっぱいに降り積もって、うっすら雪化粧したみたい。

ほんのりピンクで、車が通るとふわっと舞い上がる。

坂道が吹きだまりになるからだろうか、この一角だけ雪が積もったみたいに見えて。

阪和線で103系と桜

おなじみスカイブルー。

オレンジが登場したので車体にピントを合わせて。

鳳〜津久野にて。

平野川と杭全神社の桜

杭全神社の桜。

平野川橋梁を渡る快速と杭全神社の桜。
枝の先はまだ蕾だが、ほぼ満開の印象だった。



おや？青い凸が。
みずさわの青いタンクコンテナと空き区画から覗かせる桜の花と。87レ。

本来の目的はもちろん、桃（EF210）と桜だった。
しかしカマの通過と同時に下り快速が並走したため、背景に入る筈の桜は快速の姿に隠れてしまい撃沈……
残念だと落胆しつつ、タンクコンテナの前後に空き区画があったので一枚。
桜があるうちにリベンジなるだろうか。


2011年4月7日撮影

線路の側に……

鴫野駅にて。

ぼんやり眺めていると、線路の側に紫色の塊が目に入った。
もしかしてお花？と望遠で寄ってみる。
おそらくスミレの花ではないだろうか。バラストの間に落ちた種が芽吹いたのか。
意外な場所でひっそりと列車の通過にも耐えて咲く花。




蒲生踏切にて。

架線の位置からおよその見当はついてはいたのだが、手前の緑に阻まれ失敗作となった。
身長を理由にはしたくないのだが、せめて脚立か何かで高さを稼げないとここからの撮影は無理かなと。
一度やってみなければ気が済まない上に後悔も余りしないおめでたい性格が災いだか幸いして、（無駄な）チャレンジ精神に繋がっているのは言うまでもない。
本編（撮影記録「城東貨物線で」）には到底掲載できない「渾身」の「失敗作」を披露もとい、供養させていただきます。
合掌……

祈り

私たちは「ひとつ」

被災地も非被災地も同じ陸続きにいる私たち。

苦しみの中にある人々を心に留めることが

無力な私に出来る事。

Siempre somos unidos.

乗車位置

平野駅上りホーム

古びた駅のプラットホーム。

ひび割れたコンクリートの隙間から健気に花を咲かせる。

心和ませる朝の花。

優しさとはこういうことだろうかと、

少し考えさせられた夏の日の朝。